カテゴリー「雑学」の11件の記事

2009-11-06

Laughter Therapy

クラスメイトに誘われて、Laughter Therapyを体験してきた。大学の心理学専攻の学生ネットワークが企画したもの。そもそもこのLaughter Therapyという言葉すら知らなかったのだが、直訳すると、笑うことによる心理療法。

20名ほどの参加者が夜に自転車で集合し、市の中心部から30分ほどかけて、治療を行っている小さな道場のような会場に移動。白髪でひげをたくわえた、いかにもそれらしい先生が登場し、体験治療を開始した。

ちなみに、その先生はtherapyではなく、meditation(瞑想)という言葉を使っていて、笑いだけでなく患者に応じて色々な治療を行っているとのこと。企業などからも依頼が来ているようで、必ずしも病気に対する治療ということではなく、健康増進のためのアクティビティの1つでもあるようだ。

まずは、笑いに入る前の準備として、立ったまま音楽に乗せて自由に身体を震わせて、心身ともにリラックスさせる。瞑想なので、以後は基本的に目は閉じたままである。

次に、座ってへそを中心に円を描くように上半身を動かす。先生は中心のことを、日本語ではhara(腹)と言うんだと説明していた。でも、この治療の起源は日本ではなく、インドらしい。

それからマットレスの上に仰向けに寝て、10分間自由に身体をストレッチする。先生がドラを鳴らしたところから10分間、みんな一斉に笑い出す。笑い声が混じった音楽が流れ、それに合わせて笑ってみる。瞑想していなくてもそうだが、人が笑っていると笑い出したくなるもの。しかし、10分間笑い続けるのはさすがに難しい。笑えないときは、起き上がって目を開けて、周りを見渡すと確かに笑いがこみ上げてくる。慣れてくると感情を出しやすいらしく、泣いたり怒ったりする人もいるらしい。それにしても、先生の狂ったような笑い方はすごかった。みんなそれに釣られて笑っていた。

10分間笑い続けた後は、10分間クールダウン。それでも、静寂に耐えられずに笑い出す人もいる。私は最後の数分は寝ていた。。

一通り終わり、お茶を飲みながらお互いの経験を語り、質疑応答で2時間弱の体験は終わった。アシスタントの人は、毎日朝起きたら一人で笑っているらしい。しかも音楽も無し。一人でやるのは難しい(そして恥ずかしい)ので、やはりこうしてみんなで集まってやるのが良いのかもしれない。

1回だけの体験なので効果はほとんどないと思うが、気分転換になるのは間違いない。科学的には解明されていないところも多いようだが、病は気からというとおり、感情も涙も出し尽くすくらい笑い続ければ、精神的なものに限らず病気が治癒することもあるというのは分かる気がする。

近所で笑い声だけが響いていたら、それはもしかしたらセラピーをやっているのかもしれませんhappy01

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2009-10-14

10月限定鉄道割引パス

以前、オランダの鉄道料金という記事で書いたとおり、年間55ユーロでオランダ国内の鉄道が平日朝を除いて40%引きになる割引パス(voordeelurenabonnement)を購入することができる。

昨年購入したパスが1年経ったので、継続するために窓口に申し込みに行くと、10月限定で3ヶ月間の割引パスが販売されていた。値段は15ユーロ。一日券や遠距離の往復が通常料金44ユーロなので、これを1回購入するだけで元を取ることができる。短期滞在者にもお得である。

1年パスは顔写真付きのカードが発行されるが、3ヶ月パスはおそらく写真不要。ただし、住所や電話番号などの個人情報の記入が必要となる。(そのため、数日程度の旅行者が購入できるかは分からない。ホテルの住所でも書いておけばよい気もするが。)

インターネットでも申込みが可能。
http://www.ns.nl/driemaandsvoordeel

オンラインショップにリンクされているので、actie code 2934E を半角で入力すると、購入の画面に進む。デビットカード・クレジットカードで決済すると、送料無料で自宅に郵送される。住所はヨーロッパ域内から選べるようになっているが、日本に郵送するのは無理だろう。
http://shop.zetes.be/PromoInputPage.aspx

これは10月31日までの期間限定キャンペーンなので、私は再び1年パスを購入した。

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2009-09-25

オランダでのDon'ts(やってはいけないこと)

学生の町であるフローニンゲンは、留学生を含む若者が多い。若者による犯罪防止のために警察では英語のパンフレットを作っていて、入学歓迎セレモニーの日には学生団体や保険会社とともに、警察がブースを出していた。そこで配っていた英語のパンフレットには、Do's and don'ts in Groningen(フローニンゲンでやってよいこと、やってはいけないこと)のリストがある。オランダの法律に抵触し、罰金の対象となる行為として例示されているものをいくつか紹介しておく。

【自転車関係】

1) 飾り窓地帯を自転車で走ること 60ユーロ
2) 夜に無灯火で自転車に乗ること 20ユーロ
3) 自転車の逆走 20ユーロ
4) 歩道を自転車で走ること 35ユーロ
5) 盗難自転車を購入又は譲り受けること 250ユーロ+犯罪記録

1)はあまり知られていないと思う。飾り窓red lightは街中にあるので日中は気づかずに通り過ぎてしまうこともあるかもしれないが、おそらく問題となるのは夜だろう。2)はアムステルダムで経験済み(記事はこちら)。聞いたところによると、最近になって点滅式は無灯火とみなされるようになったらしい。

フローニンゲンでは、車道が一方通行になっている通りでも、自転車を除外する(逆走を認める)標識がある場合があるが、そうでなければ、3)か4)に該当する可能性がある。

5)盗難自転車は、正規の中古自転車よりもだいぶ安いらしいが、これは重い犯罪行為である。原色のペンキで塗り直された自転車を見かけることがあるが、これらは盗難自転車ではないかと思う。

【公共の場での不適切行為】

6) 公共の場での飲酒 50ユーロ
7) 道で酔っ払うこと 60ユーロ
8) 公共の場での騒音(音楽、叫ぶこと) 90ユーロ
9) 公共の場での立小便 90ユーロ
10) 公共の場での破壊行為 150ユーロ

私の周りでもあまり知っている人がいなかったのが、6)の飲酒。出店でポテトなどを買うとついビールを飲みたくなりそうだが、確かにオランダではそういった店ではソフトドリンクしか売っていない。実は、アムステルダムのスーパーの前で、レジ袋に缶ビールを入れて飲んでいる人が警察に囲まれていたのを見たことがある。これは観光客でも注意すべきだろう。

もちろん、オープンカフェなどで提供されるアルコールは問題ないと思うが、公共交通機関の中は定かではない。トラムの中で缶ビールを持って騒いでいたクラスメイトが、運転手に「トラムは飲酒禁止なので降りろ」と言われていたが、鉄道(NS)の中では、飲酒している人を見かけることがある。

女王の日Koninginnedagの記事で、4月30日は「2つ以上アルコールを持ち歩いていると罰金を取られる」と書いた。普段は禁止されているが、この日だけは例外ということなのだろう。

【その他】

11) 身分証明書(ID)不携帯 60ユーロ
12) 不正ID所持 220ユーロ
13) 警官を侮辱すること 250ユーロ

日常でIDの提示を求められたことはないが、上に挙げた行為やトラブルに巻き込まれたときにはIDは必要になるはずなので、パスポートか滞在許可証は常に持ち歩くようにしないといけない。

13)について、警官は一般人と比べて面の皮が厚くないといけないと考えられてきたが、そんなことはなく、警官に対する侮辱発言は有罪だとする逆転判決が高裁で出た。
Insulting police officers is a crime (Dutchnews)

おまけにもう1つ。自動車運転中の携帯電話の通話・操作は罰金150ユーロの違法行為だが、来年から取締りが厳格化されるとのこと。
Police get tough on phoning while driving (Dutchnews)

なお、パンフレットではドラッグ政策についても触れているが、誤解を与える記述は避けたいので、ここでは書かないことにする。

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2009-08-19

オランダの鉄道料金

週末は南で過ごしたのに、月曜日に再びアムステルダムへ。今度の大学院から、アムステルダムの大学院で必要な単位を取得して卒業見込みであることを示すdeclarationをもらって来いと言われた。しかも、金曜日の夕方に電話で言われて、月曜日か遅くても火曜日に持って来いと。。

修了の判定を行う手続的なexaminationは8月末日にあるので、それまではdeclarationなど出るはずはないのだが、とりあえず修了に必要な60ECTS(欧州の大学での共通単位)の成績リストだけでももらって来ることにした。アムステルダムの学部事務所が13時に閉まるので、昼前に到着するように家を出たのだが、直通の電車に間に合わずに、40分待って乗り継ぎ電車に乗る。

Groningen_brug
フローニンゲン駅とフローニンゲル美術館を結ぶ橋。運河を船が通ると数分は通行できないので、急いでいるときはここを通らないようにしないといけない。橋の裏側の模様は、人が風車に向かっておならをしたり、木が人に向かって小便をしたりと面白い絵が並んでいる。

途中のAmesfoortでドイツ鉄道DBの車両のスキポール行きに乗り換える。出発して20分ほどで停まる。車内アナウンスは、オランダ語→ドイツ語→英語だが、オランダ人がブーブー言っているので、何かあったと思ったら、英語によるとエンジンが故障したので取り替えるとのこと。おそらく予備のエンジンもうまく機能しなかった模様で、次のアナウンスでは1時間遅れる、とsweat02

隣の線路が両方向運行の単線になって、後続車両がどんどん追い越していく。それに乗せてくれ、と思いながら1時間ちょっと待つとようやく動き出した。結局大学には12時半ごろに着いたのだが、これで間に合わなかったら、オランダ語の授業をもう1日休んで、また日帰り旅行をしないといけないところだった。

オランダの電車は遅れるとよく聞くのだが、幸い、これまで1年間はほとんど遅延に遭うことはなかった。ドイツの車両だったが、ようやく体験させてもらった。乗客は、慣れているのか、時間に余裕があったのか、感情的になっている人はあまりいなかった。おおらかである。
※追記 当時は知らなかったのだが、NSでは30分以上の遅延に遭うと返金が受けられる。基本ルールは30分以上で半額、60分以上で全額が返金される(往復乗車券の場合はそれぞれ1/4と半額)。当然そのときの切符が必要なのだが、捨ててしまった。。(2009.10)

さて、オランダの鉄道の時刻表と料金については、オランダ鉄道NSのウェブサイトで確認できる。

http://www.ns.nl/ (オランダ語・英語)

往復乗車券は割引があるが、平日はその日に限り(日帰り旅行)有効である。週末は、週末往復乗車券があり、金曜日の19時から月曜日の朝4時まで有効で、料金は平日用の往復乗車券と同額である。

1日乗車券は44ユーロで、オランダ国内乗り放題となる。例えば、フローニンゲンからアムステルダム(中央駅)の往復は42.30ユーロだが、ロッテルダムとの往復は44ユーロと1日乗車券と同額となる。往復乗車券は、1日乗車券の金額が上限となる(250キロ以上離れている場合)ようなので、どちらを購入しても同じである。ということで、万一行き先を変更することを考えて1日乗車券を買うことにしている。ただし、1日乗車券は週末も1日限りなので、週末旅行をする場合は、週末往復乗車券を買うことになる。(金額はすべて2等席の場合)

この金額を見るとあまり簡単に南に遊びに行けないのだが、長期滞在者はオフピーク割引パスVoordeelurenabonnementを買うのがお勧めである。このパスは1年間有効で、オフピークはほぼすべての乗車券が40%割引で購入できる。平日朝9時まではピーク時間のため使用できないが、土日祝日や7・8月は時間に関係なく有効である。

このパスがあれば、1日乗車券は26.40ユーロとなる。しかも、このパスを持っている人がいれば、同乗者3人まで同じ割引を受けることができる。申し込みは、NSの主要駅に置いてあるパンフレットに必要事項を記入して、顔写真とともにNS駅に持って行く。郵送でも可能だと思うが、窓口に持参すると仮のカードを発行してもらえるので、その日から使うことができる。

パスの料金は、年間55ユーロ、更に15ユーロでRailPlusという国境をまたぐ欧州の鉄道の25%割引パスを付加することができる。私はRailPlusを付けたもののほとんど使う機会がない。その大きな理由はThalysには適用されないことだと思う。ドイツ方面に行く人には良いのかもしれない。

なお、おそらく毎年9月~10月頃にこのパスのセールをやっていて、45ユーロ(+15ユーロでRailPlus)で購入できたと思う。
※追記 どうやら、毎年セールをやっているわけではないようである。2009年10月には3ヶ月パスが売られているが、1年パスのセールはやっていない。(2009.10)

さて、フローニンゲンに成績リストを持っていくと、これはdeclarationじゃないと言われる。「それじゃあ、仕方ないので、通常の学生登録手続にするよ」と。要は、オランダの大学の卒業証明かそれに類する書類(declaration)があれば、登録手続を早めに進めることができたというだけの話だった。そんなことなら、別に無理して往復6時間以上の日帰り旅行をしなくて良かった気がするgawk

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2009-07-29

オランダへの留学準備情報(書類編)

修論を提出し終えて、再びフランスに戻った。と言っても、修論の続きではなく、パリから10日ほどかけてマルセイユまで南下していた。研究活動としては、、各地のレンタサイクルシステムの視察ということで。これについては、明日からぼちぼち書くことにします。

それよりも、9月からの新学期に向けて、大学院進学等でオランダに長期渡航を検討されている人のために、もう少し情報を整理して提供した方がいいのではないかと思ったので、簡単に私の経験と最新の情報をまとめておく。

※ここで説明する内容は、あくまで私が経験した、あるいは調べた範囲のものを参考までにお知らせするものなので、最新の情報は各自確認してください。(万一制度が変わって手続に支障が出ても、私は責任を負えません。)

今回は、書類編。日本から持っていく必要があるのは、戸籍謄(抄)本(以下「謄抄本」とする。)。この書類は、住民登録と滞在許可にそれぞれ必要である。したがって、2通用意するべきである。

私の知る限りでは、自治体への住民登録時にコピーを取って原本を返却してくれるケースが多いので、その場合は当該原本を滞在許可申請に使えるから、1通だけでよいことになるが、原本を自治体に持って行かれると滞在許可には別途原本が必要になるので注意。どうしても最低限しか持って行きたくない人は、事前に自治体に問い合わせて原本を返却してくれるか確認するしかない。

以下の手続(アポスティーユ認証、翻訳、リーガライゼーション)は、謄抄本1通ごとに対して行う必要があることに注意。

【渡航前(日本国内)】

1.自治体(市区町村)から戸籍謄本又は抄本(どちらでもよい)を入手する。
 入手方法・金額は各自治体のウェブサイトで確認。特にこだわりがなければ、謄本をもらっておけば確実だと思う。渡航3ヶ月前を過ぎてから入手すべき。ステープルは外さない。

2.謄抄本に対して、日本国外務省からアポスティーユ認証を受ける。
 提出・受取りは、外務本省・大阪分室へ直接出向くか、郵送でもできるが、郵便で提出して窓口で受け取ることはできない。無料。詳細は外務省のウェブサイトを確認のこと。付箋は、謄抄本にステープルで留められ、割印を押される。
(アポスティーユ認証とは、当該公文書(この場合は謄抄本)が正しいものであることを外務省が認証して、その旨の英文付箋を公文書に添付することであり、内容自体の翻訳ではない。)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/index.html (日本国外務省)

【オランダ渡航後】

3.在オランダ日本大使館(ハーグ)で、謄抄本を基に戸籍記載事項証明の翻訳を受ける。
 通常は、ハーグに出向いて申請し、1週間後くらいに再度出向いて取りに行く。1通8.50ユーロ。アムステルフェーン等の領事出張サービスで申請することも可能。郵送での受取りは推奨されていない。詳細は、日本大使館のウェブサイトを確認のこと。
http://www.nl.emb-japan.go.jp/j/consulate/shomei.html (在オランダ日本大使館)

 なお、大使館以外(日本国内を含む。)の登録された翻訳者(beëdigde vertaler/sworn translator)に英訳又は蘭訳してもらってもよいが、確実性・経済性を考えると大使館が良いと思う。

4.オランダ外務省MINBUZA(ハーグ)で、翻訳についてリーガライゼーションを受ける。
 Legalisationとは、翻訳された記載事項について、当該翻訳が正当なものであることのお墨付きのスタンプをもらうことである。1通10ユーロ。オフィスは平日午前中(9時~12時半)しか営業していない。11時半までに申請すれば即日でLegalisationを受けることができる。ただのスタンプなので、混んでいなければ10分もあれば終わる。11時半以降だと、翌日以降受取りになってしまうので注意。

 したがって、朝早く(9時以降)に日本大使館で翻訳を受け取り、その足で11時半までに外務省で申請をすると午前中に完了する。大使館は駅からトラム、外務省は駅前なので、時間には余裕を持っておくことが大事。http://www.minbuza.nl/en/welcome/comingtoNL,legalisation_of_documents (オランダ外務省)

5.住民登録及び滞在許可の申請を行う。
 住民登録registrationは住居のある自治体へ、滞在許可residence permitは入国管理局(IND)へそれぞれ申請する。

 住民登録は渡航後5営業日以内とされているものの、翻訳を大使館でお願いしている間に5日経ってしまう。ということで、これはできるだけ速やかに行うようにしておけばよいと思われる(5日以上経ったという理由で断られたという話は私は聞いたことがない)。上の手順で準備した書類の他、パスポート及び住居の契約書を持っていくこと(アムステルフェーン市の例)。

 滞在許可は留学の場合1年単位で必要に応じ延長手続を取る。通常の大学・大学院は、大学側がまとめてINDに申請してくれると思うので、その前に自分で進めないほうがよい。Introduction weekで説明があるはずだが、不安であれば大学の担当者に問い合わせてもよい。大学に必要書類を提出すると、無事滞在許可証の準備ができたら最寄りのINDに許可証を取りに行くよう指示される。

これでOKのはず。不明な点はコメントで質問してください。大使館や外務省に入るには身分証明書が必要なので、忘れずに。その他、滞在許可に必要な書類等、一部省略しているので、各自確認の上準備してください。

保険については、オランダの歯医者と留学保険のエントリーで大体説明しているので、大丈夫かと。次は何編だろうか。質問があったら、調べて書くことにします。

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2009-06-27

世界最大級の花、ライデンで開花中

パリも残すところ2週間だが、オランダで気になるニュースが。

私のオランダのニュース源は、日本語と英語。オランダ語の記事を読んでもまともに理解できないので。

まずは、ポートフォリオ。オランダのニュースが1日1つ程度簡単に紹介されている、貴重な日本語の情報源。ベルギーのニュースが載るもある。たまにアクセスして眺める程度。
http://www.portfolio.nl/

もう1つは、DutchNewsというオンライン新聞。このサイトのいいところは、毎日夕方に5本程度トピックをメールで配信してくれること。1行の見出しだけなので、気になる記事はリンクからサイトの記事本文に飛ぶことができる。
http://www.dutchnews.nl/

毎日オランダの最新情報を把握する必要は全くないのだが、面白いトピックが記事になっていることが多い。

そのDutchNewsに、先週末「Titum arum set to bloom in Leiden」(記事はこちら)という記事が出ていた。それによると、Titan arum (Amorphophallus titanum) が先週の日曜日に開花するという。この花は、日本語では「スマトオオコンニャク」と言われ、7,8年(情報によって5~15年くらい幅がある)生育した後、1~2日だけ開花する。

咲いている場所は、ライデン大学の植物園Hortus Botanics。ここには、シーボルトが持ち帰った日本の植物を植えた日本庭園もある。開花情報は、webcamで見ることができるのだが、今週何度か見ても咲いている様子はなかった。

・・・しかし、金曜日、ついに開花tulip

Amorphophallus_titanum

webcamで見ると、花(正確には花序)はもっと開いている。高さは180cmなので、オランダ人の男性と同じくらい。花が咲いたときに強い腐臭が出るらしい。隣の花も結構大きくなっているので、近いうちに咲くのだろうか。

ウェブカムは、こちらから見ることができる。
http://www.video.leidenuniv.nl/fsw/hortus.htm

植物園のトップページからも、"Kijk op de webcam"をクリックするとメディアプレイヤーが起動する。
http://hortus.leidenuniv.nl/index.php

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2009-02-24

オランダの歯医者と留学保険

以前のエントリーで銀歯が外れたのではめてもらったことを書いたが、今度は歯が欠けた。アパートの近くのカフェでタイカレーを食べたら、オーブンで焼いてカリカリになったタイ米が歯にくっついてしまった。そこで、デンタルフロスや爪で取ろうとしていると、色も大きさも米にそっくりの歯のかけらが取れた。。以前から違和感があったので、ひびが入っていたのかもしれない。

早速歯医者の電話をすると、10日後くらいの予約が取れた。で、月曜日に行くと今回はオランダ人の先生。やり取りは英語だが、たまに日本語が入る。レントゲンを撮って、麻酔を打って、詰物を入れる。詰物は銀ではなく白いもの。治療は30分くらいでささっと終わり。オランダでも、半年に1回、定期的に診察を受けることを勧められた。

日本で入った留学保険は歯科治療は補償の対象外なので、実費を支払わないといけない。結構高そうだが、金額は請求書が後日送られてくるまで分からないdespair

ちなみに、帰って麻酔が残ったまま食事をしていたら、感覚がないので頬の肉を噛みまくっていたらしい。麻酔が覚めたら痛いし、血が出ているweep 麻酔、恐るべし。

その後、市役所に住所変更の届出に行く。市役所は改装中だが、中は広くて既にきれいになっている。わが町アムステルフェーンで書いたとおり、日本人はアムステルフェーン市で一番多い外国人であるため、日本人向けの案内が目立つ。

大きいのに、情報量が少ない看板。

Gemeente_deur
入口はこっち、というのがオランダ語と日本語で書いてある。英語やフランス語を差し置いて、日本語が2番目に書かれているのはアムステルフェーンくらいだろう。右下には「工事中ですが、業務は通常どおりやっています」とオランダ語で書いてある。

そして、出口にある看板。

Gemeente_totziens

なぜか日本語だけ「さようなら」だけでなく「宜しくおねがいします」とある(濁点の位置がずれてるthink)。1つだけにして、代わりに中国語とかヒンディー語にすればいいのに。

閑話休題。日本の保険会社が提供している留学保険は、ほとんどが歯科治療をカバーしていないが、一定条件で半額を補償するという特約が付けられる保険もあった気がする(結構高い)。日本の保険は出国後に加入することができないと言われたので、留学直前に歯科特約の無い、2年間で20万円くらいの保険に入った。おそらく日本で入るとどこも同じような値段と補償内容だと思う。

国・大学によっては、大学が指定する保険に加入することが義務付けられていたりするので、事前に確認する必要がある。私の場合は、大学から保険についての情報は全くなかったので、あまり事前に深く調べなかったのだが、オランダに留学する際の保険の仕組みは以下のとおり。

○勉強以外に、アルバイトや報酬をもらうインターンシップを行う場合は、基礎健康保険Basisverzekeringへの加入が必要。保険は民間会社と契約する。

○アルバイト等を行わなくても、30歳以上で、かつ3年以上滞在する場合も、基礎健康保険への加入が必要(ただし、滞在が1~3年の場合は、一時的な滞在であることを示して認められる必要がある。)。

○アルバイト等を行わず、かつ30歳未満の場合は、基礎健康保険の補償内容をカバーする民間の保険に加入すればよい。

基礎健康保険は、年間1000ユーロ強だが、医療補償は限定的で、かつ賠償責任などは補償の対象外となっている。一方、民間の保険は、例えばAONが提供する学生向けの保険は歯科治療も上限はあるものの全額カバーされていて、日額1.27ユーロ(月40ユーロ)とかなり安い。日本の保険とカバー範囲が異なる可能性もあるので、事前に必要な内容が補償されるか確認した上で、オランダに来てから保険に加入するのが良いと思う。なお、滞在許可が出ないと保険の契約ができないらしいので、滞在許可を得てからすぐに加入することとなる。

AONの学生向け保険→ https://www.students-insurance.eu/studenten/netherlands/home/

NUFFIC(オランダ高等教育国際協力機関)→ http://www.nuffic.nl/international-students/preparation-stay/preparing-your-stay/insurance/health-insurance

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2008-11-17

日本の大麻汚染と、オランダのドラッグ政策

最近、旅行の話題ばかり書いている気がするので社会的な記事を。

日本では、大学生による大麻の所持等が連日ニュースになっているようで、大学生宅への家宅捜索の様子まで報道されている。

大麻事件、他にも早大生4人逮捕(TBS)

ニュースによると、

男子学生は連行され調べに対しては、「授業でオランダについて学んで以来、大麻に関心を持つようになった」と供述しているということです。

大麻が入った封筒は、オランダからの荷物に紛れ運ばれて来ました。しかし、それを麻薬犬が嗅ぎつけ、摘発したということです。

とのこと。大学で何を教わったのか分からないが、オランダに関心を持ったならばオランダに旅行するだけでよい。「オランダでは大麻は容認されている」と聞いて、自分も使用したいと思ったのか、あるいは日本で栽培・販売すれば儲かると思ったのか、いずれにせよ短絡的である。大麻の健康影響等については議論があるのかもしれないが、日本では所持等が禁止されているのだから、ダメなものは「ダメ。ゼッタイ。」(財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター)である。

さすがにキャンパスの中で臭いが気になったことはないけれど、アムステルダムはいわゆる「coffee shop」でソフトドラッグが提供されていることもあり、郵便物はもちろん、自分が出国するときはあまり近くに寄らないようにしないとsweat01

さて、先に少し触れたとおり、オランダでは1970年代から5グラムまでのマリファナ(乾燥大麻)の所持については、「寛容」されている。他の違法行為との優先度の違いから、処罰に至らないことにしている(目をつぶっている)と言えばよいのかもしれない。このオランダの寛容政策は、ソフトドラッグとハードドラッグ(コカイン、ヘロイン、アンフェタミン等)を切り分けてハードドラッグをより厳格に取り締まることにより、薬物被害を低減しようとするものである。背景や経緯はWikipediaとかに詳しく書かれているので省略。

ここでは、オランダのドラッグ政策の最近のトピックをいくつか紹介。

Dutch ban 'magic mushrooms' from December (NRC)

オランダは12月からいわゆる「マジック・マッシュルーム」の栽培・販売を禁止するとのこと。これは、フランス人観光客がマジック・マッシュルームを食べてアムステルダムの橋から飛び降りたことを受けて、健康被害をもたらし得るので禁止、とのこと。

また、この記事の最後にもあるが、キリスト教民主勢力のリーダーがcoffeeshopでのマリファナの販売を完全に禁止する提案をした。寛容政策の転換は実現されるのだろうか。

More pressure on cannabis coffee shops (NRC)

最後に、関連して禁煙政策についての記事を1つ。

Growing chaos surrounds smoking ban in the Netherlands (NRC)

オランダでは、今年の7月から飲食店での喫煙を禁止する法律が施行されているが、実際のところはそれを無視して営業しているカフェやレストランが多いので、業界団体が保健大臣に陳情するというもの。

ところで、この禁煙義務付けは、coffeeshopのマリファナ吸引にも適用されるのか?

答えはNoだそうである。あくまでタバコの喫煙を禁止するのであって、マリファナの「煙」は対象外とオランダ人に聞いた。もちろん、マリファナを混ぜたタバコもアウトだとか。

マリファナは吸引できるがタバコは吸えない、という(日本人から見ると)不思議な逆転現象が起きているnosmoking

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2008-10-23

大人の樹へ成長しました!そして2本目へ。

ブログ開始早々に、ブログパーツとして画面左下に置いていたグリムスgremzの苗が気づいたら大人の樹に成長していた。グリムスを提供している運営チームからのメールをもらって自分のブログを見てみると、確かに丸太のような樹に育っていた。

Gremz1st で、その記事を書こうと思っていたら、今日から既に2本目に突入してしまったので、また苗の状態が表示されているbud

グリムスとは、「ブログパーツ型環境貢献サービス」で、ブログパーツとしてブログに置いた苗が大人の樹に成長すると、NGOによってその本数の苗木が植樹されるというもの。植樹費用は、運営チームがスポンサー、協賛で得た収益でまかなっているそうだ。

グリムスのホームページ → http://www.gremz.com/

これまでの植樹実績は、今年の4月から8月にかけて、中国(内モンゴル自治区)とブルキナファソへ計800本。植樹スタンバイが9000本近い。運営チームによると、「現在の主な植林地域は中国・アフリカ大陸となります。主に雨季(4~8月)に植林を行うことが多くなります。上記以外地域にもグリムスの植林エリアを広げるべく、様々なNGOへ交渉を行っています。年間を通じて植林時期に偏りの無いように調整していきたいと思います。」とのこと。

来年の春には数万本がスタンバイ(植樹待ち)になっていると思われるが、スポンサー企業、NGO、そして受入国の協力体制が整って無事植樹されるといいのですが。

ブログを書いている人にとっては、最初にブログパーツを載せるだけで経済的な負担がないので、気軽に始められる「エコ・アクション」として流行りそうな気もする。一方で、実際に植樹活動に参加するわけではないので、環境にやさしいことをしたという実感はない。

でも、こうした「何となく環境に貢献した」という意識が、次に実際のアクションを取るきっかけになるのであればいいのかもしれない。例えば、国内のNGO/NPOが主催する植樹活動のイベントの開催案内の情報がグリムスユーザーに届くようにするとか。

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2008-09-04

The Book Depositoryで本を買ってみた。

たった今、突然の大雨でびしょぬれになって帰ってきたら、着替えている間に快晴になっているsunオランダの天気はよく分からない。

さて、海外に来て一番困るのは、何といっても言語である。幸い、オランダではほぼ誰でも英語が通じるが、街中やスーパーマーケットには全くと言っていいほど英語の表記がない。どうやら、商品の説明書きは、(1)オランダ語→(2)フランス語→(3)ドイツ語→(4)英語のプライオリティとなっている。英語まで書いてくれる商品はとてもレアである。

そこで、英蘭辞書を持ち歩こうと決めた。大学の書店でポケット辞書を探したが、どうも気に入るものがない。Amazon.nlにアクセスしてみると、イギリスのAmazon.co.ukにつながっていたtyphoon

Bookdepositoryネット上をさまよっていると、The Book Depositoryというイギリスにあるオンラインの書店を見つけた(ホームページはこちら)。このお店の特徴は、"Free Delivery Worldwide"(世界中送料無料)である。

オランダを含むWestern Europeは、3-7営業日で無料で届けてくれるとある。目当ての本を早速注文してみたところ、5営業日後の今日、Royal Mailで無事ポストに届いていた。ちなみに、ポケット辞書は3.54ポンド(約700円)。日本に送ったらさすがに赤字だろう。

このお店、日本にも7-14営業日で届けてくれる(もちろん無料)。日本のAmazon.co.jpでも洋書を扱っているし、こうなると、日本の書店の洋書コーナーは、注文前に実物をチェックする場合くらいにしか利用されなくなるのではないだろうか。なお、洋書はディスカウントされることが多いので、本体価格次第ではAmazon等の方が早くて安いということもあるかもしれないので、購入前に比較が必要。

日本でどれだけ知名度があるか分からないが、是非一度試してみては?

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2008-08-06

イギリス短期留学にビザは必要か?

私の留学は、イギリス5週間→オランダ2年間という予定ですが、渡航前に査証(ビザ)の取得が必要かどうかを調べていました。

イギリスは、ビザ申請手続が事前予約制となり、生体認証が導入されて本人による申請が必要となったことから、とても面倒になっています(詳しくは、英国ビザ申請センターのウェブサイトを参照)。

日本はnon-visa nationalなので、原則として6ヶ月未満の滞在であればビザの取得は不要です。

一方、Border Agencyのウェブサイトの、Do I need a UK visa?から進むと、イギリスに留学する人はビザが必要、と出てきます。私はこれを見て、たくさん書類を作ってビザ申請センターまで足を運んだのですが、書類のチェックが終わった時点で、最後に「期間はどれくらいですか?」 と聞かれたので「5週間です。」と答えたところ、しばらく待たされて、出てきた結果は「ビザはおそらく不要です。」とのことでした。

戻ってからビザ申請センターのFAQを見てみると、確かにそう書いてありました。6ヶ月未満の留学者は、Student Visitorとされ、旅行者と同様の扱いになります。FAQには、入国時に以下のような書類が必要とされています。

*留学希望先からの入学手続き済みを証明する書類及び日付入りの授業料支払い済み証明書
*銀行口座等の金融機関の証明
*滞在先(既に決まっている場合)の証明
*帰国便の航空券または、帰国の航空券購入可能な所持金

ということで、色々書類を握りしめて入国審査を受けたのですが、結局大学からのレターを見せた程度であっさり終わりました。もっとも、入国審査だけであれば、「観光目的です。」と言えば難なくパスできるのでしょうけど。。

ちなみに、オランダは、、と書こうとしたところ、8月1日から手続が変わったようです。ざっと見たところ大丈夫だと思いますがcoldsweats01

Pig2Pig3

今日の豚@バースです。

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