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2010年5月の8件の記事

2010-05-29

Garmin買っちゃいました。

オランダに来て一番高い買い物をした。

Garmin1

Garminです。ぱっと見たところはただのデジタル腕時計だが、ジョガー向けの超高性能時計。ユーロ安だったし(と言っても、私の口座のユーロはもっと価値が高かった。。)、来週末にはLeeuwardenでマラソンかハーフに出るつもりだったので、ここでGarminを買ってフルマラソンに出る決意をする。インターネットで大体最安値の€230で購入。

ちなみに、そのオンラインショップは、22時までに注文すると翌日に届くことになっている。22時直前に決済をしたところ、数十分後には配送に出したとメールが来る。翌日は大学で修論を書いていだのだが、気になってTNT(郵便局)の追跡サービスを見ると、14時くらいには既に1回目の配達が来ていた。帰宅後、不在票にあったドライバーの携帯に電話してその日のうちに再配達してもらう。狭いオランダでは、北の端にあるGroningenでも普通の宅急便が即日で届いてしまう。

Garmin2

充電しながら最低限の情報を勉強して、早速ジョグへ。嬉しくて1人ハーフマラソンをしてしまった。

私はまだ全然使いこなせていないのだが、最大の特徴はGPSを搭載していること。これにより、リアルタイムでペースや走行距離が表示されるのはもちろん、パソコンに情報を送ると、ラップタイムや高低差に加え、Googlemap上に走行コースが表示される。これはすごい!途中で迷っても距離の計算に困ることはなくなった。ちなみに、以前はGooglemap上で自分で線を引いて距離を測っていた。
http://www.afstandmeten.nl/

パソコンに「接続する」のではく、「情報を送る」としたのは、無線通信のため。写真右のUSBメモリのような物をパソコンに挿した状態でGarminを3m以内に近づけると自動的にデータをパソコンに転送してくれる。

これだけ立派な機能があれば、当分楽しんでジョグができそうだ。 購入して以来、いつもより頻度も距離も増やしていて、1日おきに5回で計100kmも走ってしまった。ちょっと無理しすぎな気もするが、来週はもう調整になってしまうので、怪我に気をつけながら調子を上げていきたい。

残念な点は2つ。GPSがついていてもナビにはならない。だから、相変わらず迷う。

もう1つは、時計としては2週間、GPSをオンにしていると8時間しか持たない。まあ、普段から時計として着けることはないが、今日は充電を忘れてしまい、家の100mほど前で電池が切れてしまった。充電には気をつけないと。

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2010-05-28

白アスパラガスは天ぷらで!

もうすぐ5月も終わり。市場が開いていると、どうしても気になるのが白アスパラガス。もうお腹いっぱい食べるチャンスはほとんどない思うと毎週のように買ってしまう。

ということで、今回は天ぷらに挑戦。

Tempura1

見た目はねぎみたいですが、白アスパラガスです。。失敗するのが嫌だったので、もったいないけどざくざくと切ってみた。

小麦粉と卵で衣を作って揚げただけなのだが、これが驚くほどおいしい!アスパラガスそのものの味を楽しめるので、何も付けずに食べるのがお勧め。もちろん、物足りなければ塩とか胡椒を振ればよい。

揚げる時間は適当だったのに、不思議なことに全く失敗しなかった。温度が高すぎなければ、大体揚がったと思ったところで調理終了。

せっかく揚げ物をしたので、他の野菜も天ぷらにしてみる。

Tempura2

今日は、朝から修論について教授とディスカッション。その後は学部内のパソコンルームでディスカッションの結果を反映しつつ、書き進める。

市場が閉まる前に、気分転換のためにVismarktの市場へ行き、また白アスパラガスを買う。他にも野菜や果物を買い込んで、大学の中央図書館へ移動して作業再開。久しぶりに指の付け根が腱鞘炎みたいになる。。

ちなみに、中央図書館では、かばんやコートの持込みが禁止されているので、荷物はロッカーに入れて、持ち込みたい書類やノートパソコン、水だけをかごに入れて入場する。(一方で、学部の図書館は荷物持込可となっている。)

ロッカーは、100台に1個くらい設置されている端末にロッカー番号と暗証番号を入力することによりロックされる仕組みになっているのだが、レシートは無い。つまり、自分でロッカー番号を覚えておかないと、数百台から探す羽目になる。そのために、携帯電話に数字を入れるようにしていたのだが、数回、うっかり忘れてしまったことがある。まあ、それも何とか記憶をたどって、大体の場所を思い出していた。

そのロッカーがついに改善されたshine といっても、すごい機能が付いた訳ではなく、ロッカーとかごを1対1で対応させるというもの。つまり、かごにロッカー番号と同じ番号が付いているので、かごを持ち込めばロッカー番号を忘れることはない。

Locker

かごを使わない学生もいるし、元の場所に戻さない学生もいるので、かごが転がっていることもあるのだが、以前のようにそこら中に散乱するようなことはなくなった。

ただし、かごを館内に置いたままロッカーに物を取りに行くと、番号を控えていないので開けられないという罠coldsweats02

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2010-05-23

学長のオンとオフ

日本にいるときに仕事でお世話になっていた方がフローニンゲンに来られるということで、日曜日に、その方のパートナーのアメリカ人の教授(大先生)と、その先生の教え子(アメリカ人)のフローニンゲン大学の教授というメンバーでディナー。

一度行ってみたかった大学本部のすぐ近くにあるNHホテルに隣接しているビストロ 't Gerecht を予約。
http://www.bistrohetgerecht.nl/ (音が出ます)
ここはミシュランのbib gourmand、つまりリーズナブル(3コースが€35以下)で美味しいお店として新たに選ばれたビストロ。日曜日なので空いていたが、金曜日や土曜日は一杯になっていることもある。落ち着いた雰囲気だったし、料理の味も良かった。私はmenuにしたが、他の皆さんはアラカルトで前菜にフローニンゲン白アスパラガスのオランデーズソースがけを注文。私も一本おすそ分けしてもらったが、やはりレストランで出されるのは茹で加減が完璧だった。

さて、お二人の訪問の目的は、親交の深い教授の最終講義を含む翌日のシンポジウムに参加するためだった。もちろん、極めてアカデミックなのだが、私も関心がある分野だったので少しだけお邪魔させてもらうことにした。

午前中は図書館で勉強し、午後はその向かいの大学本部で前半を傍聴。少し抜けて、日本人の方とカフェで雑談をした後、最終講義を拝聴。1時間の講義には、学長も参加していた。しかも、最初から最後まで!そして、その後に学長のスピーチがあり、それによると退官される教授の名を冠した教室(実験室?)を設置するとのこと。確かに人の名前が付いている教室はいくつかあるが、395年の歴史を持つ大学が毎年のように名前を付けるわけにはいかないので、この教授(Distinguished Professor)はやはり大先生であった。

ここで失礼して、修論執筆を続けるつもりだったのだが、せっかくだからと勧められるままに、その後の大学本部内での立食レセプションと中華レストランでのディナーパーティまでついて行ってしまった。何とそこにも学長がいたので、とりあえず挨拶をさせてもらう。その後も隣のテーブルで最後まで歓談されていた。今思えば写真を撮ってもらえば良かった。

翌日、お二人を駅でお見送りして、市場で買い物をしていると、またしても学長を発見。手にはGall Gall(チェーン店の酒屋)の袋が。そのまますたすた歩いて、近くに停めていた自転車に乗ってどこかに行ってしまった。こんな小さな町にある大学の学長なのだから、市民は(特に学生は)みんな知っているはずだが、さほど気にしている様子もなかった。

オンとオフの両方で学長の気さくな人柄を目の当たりにすることができた。

さて、最後に家の前の写真を。

Dandelion

もちろん、雪でもなく、鳥の糞でもない。これはタンポポの綿毛(種子)だと思われる。窓を開けるとふわふわ舞っているし、いたるところの植物やくもの巣に絡みついたりしてすごいことになっている。

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2010-05-21

世界最大の花市場

オランダにいる間に行きたいところリストの中に入っていたAalsmeerの花市場。先週、知り合いの方に連れて行ってもらったので、遅ればせながら紹介。

アールスメールAalsmeerの花市場bloemenveiling (=flower auction) のすごいところは、その敷地面積で、99万平方メートル(約1km四方相当)と世界第3位の広さを誇る。ちなみに、一番はドバイ国際空港第3ターミナルで150万平方メートル、デモの渦中にある(火中でもある)バンコクのショッピングセンターCentralWorldが第2位。

ということで、もちろん世界最大の花市場ということである。アクセスは、アムステルダム中央駅からバス172番で(Museumplein、Amstelveen bus stationなどを経由)1時間弱、スキポールから198番で30分弱のところにある、BVFH Hoofdingangで降りると観光客用の入口の前に着く。何しろ広いので、市場内にいくつかバス停があるが、172番だと市場に入った最初、198番だと4つめ(Ingang C1-D3とかで降りてしまうと相当歩く)。

観光客は平日7時-11時に入ることができ、入場料は€5。全体を見渡すことができる通路を歩くことになる。築地市場で見かける乗り物(ターレットトラック)に似た運搬車両が花を積んで動き回っていて、やはり市場という感じがする。録画して、高速早送りで見てみたい。。

Aalsmeer1

20台くらいカゴを後ろに引き連れていることもある。

Aalsmeer2

こちらが、オークション会場。ガラス張りになっていて、通路から眺めることができる。2つの画面にそれぞれ別の花の詳細情報が出て、それらの下に商品が回っている。担当者が触っている商品が現在のオークション対象。

画面左側の円盤が価格を表示していて、その中に、全体のロット数、現在の価格と競り落とされたロット数、残りロット数が表示される。ここでは、競り下げになっているので、最初は買い手がつきにくく、相場価格に近づくと徐々に競り落とされて、最終的にすべて売り切れたところで次の商品に移る(最低価格が設定されていて、それでも競り落とされない場合は流れる)。

Aalsmeer3

バイヤー(買い付け業者)さん。オランダでは珍しく男社会である。

Aalsmeer4

競り落とされた花が、落札した業者のスペースに向けて自動的に運ばれる様子。並行して自転車置き場があるのがオランダらしい。

Aalsmeer5

輸出業者の建物は通りを挟んだ反対側にもあるので、そちらに運ぶ場合はスキー場のリフトのようなものに載せられて運ばれていく。もちろん、行先が入力されているので、自動的に落札した業者のスペースに降ろされる。

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水につけておく必要のない花卉は、バケツではなく段ボールに入っている。当然、再使用されているのだが、そうであればもう少し耐久性のある容器にしたらよいのでは、と素人は思ってしまうところ。しかし、どの箱も使い古されて、色んなシールが付いているのを見ると、それなりにきちんと回っているようだ。

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今回は、連れ行ってくださった方のご厚意で、輸出業者さんのところも見学。巨大な冷蔵庫の中には、日本向けのバラやチューリップなど。中でも目を引くのがカラフルなもの。手前は花びらの縁にラメを付けている。

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こちらは眩しいくらいに色鮮やかなバラ。

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こちらの方が多少控え目。色は後から付けたり、色素を吸わせたりするらしい。つぼみのような状態で競り落とされて、日本に届くころには少し開いてくるものなのかと思っていたら、ほとんどの花が既に「満開」の状態になっている。低温できちんと管理されていればそれほど開かないとのこと。

Aalsmeerx

最後に、場内の小売店へ。買い物カゴは、市場で使われているものと同じで、超巨大(笑)

Aalsmeery

せっかくなので、買って帰ったのがこちら。

Aalsmeerz

バラの中から更に花が咲いている、Exciting-Mという変わった品種。フランスで見つけられ、オランダで栽培されているもの。
http://www.excitingm.com/

さすがに上は下のバラほどは開かなかったが、1週間以上は元気に咲いて楽しませてくれた。

期待どおり、カラフルな花をたくさん見ることができた。団体客ルートとは違うところも案内していただき、全体をぐるっと回って満足。

詳細は、市場の運営しているFloraHollandのウェブサイトで。
http://www.floraholland.com/en/

Home > About FloraHolland > Visit the auction > Visit Aalsmeer に関連情報がある。

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2010-05-17

今年も白アスパラガス

去年の春、パリで食べた白アスパラガス(1年前のエントリー)。今年もこのシーズンがやってきている。オランダ産の白アスパラガスはキロ当たり6~8ユーロくらいで見かける。スーパーには袋詰めされた安い物が並んでいるが、日本で見かける緑のアスパラガスと同じくらいの細さで、しかも茶色くなっているのでとても買う気にならない。

市場に行くと1本100gくらいの太い白アスパラガスを見つけることができる。

Asperge1

ボールペンと比べると大きさが分かるだろうか。先端の柔らかい部分はそのままで大丈夫だが、茎の部分はきちんと皮を剥かないといけない。ピーラーを使うのがよいが、ケチって薄く剥くと食べたときに筋が残ってしまい、噛み切れなくて悲しい思いをするので、薄いピーラーの場合は2回剥くのがよい。だから、細いアスパラガスは食べるところがなくなってしまう。お尻の部分も採れたてじゃないと乾燥しているので、ここも思い切って2cmくらいは切り落とす(実はそうしないと鍋に入りきらないことが多い)。

Asperge2

今回は茹でた後にバター醤油で炒めてみたのだが、茹ですぎた。茹でていると、お尻の部分がだんだん透明になっていくのが分かる。芯が完全になくなってしまうとダメらしい。味については、個人的にはやはりわさび醤油が一番おいしい。

今日は、はるばる日本とアメリカからお客さんがお見えになり、Groningenのビストロでディナー。前菜で出た白アスパラガスはオランデーズソースだったが、あまりしつこくなくておいしかった。やはり食感は大切。

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2010-05-16

オランダでジロ

「Giro d'Italiaが5月にアムステルダムで開催」というポスターを見たのだが、イタリアがアムステルダムと言われてもよく分からなかった。オランダには、acceptgiroという振込用紙を用いる送金手法があるので、最初はこれのことかと思ったり。。

正解は、自転車のグランドツアー(ヨーロッパの三大レース)の1つであるジロ・ディタリアのことで、今年はオランダでスタートした。

遅ればせながら、1週間前の初日のタイムトライアルの様子。

Giro1

ゴール前数百メートルの地点にある、臨時に設置された歩道橋からの写真。最前列には途切れることなく観客がいる。

Giro2

ゴール地点。さすがにここは人だらけでほとんど見えず。それにしても、寒かった。。そして、弱かったけど雨も降ったり止んだり。そんな中で自転車が1台ずつ、あっという間に過ぎ去っていく。

Giro3

沿道には、「公式グッズ」と称した商品を販売するワゴン車。そのグッズの1つが詰め合わせで€10。中身は、イベントカラーであるピンクのバッグ、Tシャツ、帽子、リストバンド、それからリーダージャージの色と形をしたマグネットが4つ、さらに自動車のナンバープレートに似せた金属のプレートが入っていて、超お買得(に思えた)。

おそらく公式グッズではあると思うのだが、2010年という記載すら全くなく、記念品としてはかなりチープな感じ。この日しか使わない(使えない)であろう物が多い中、お気に入りはこのプレート。

Giro4

人が多すぎてよく見えない上に、誰がいつ来るのかもまともに確認できないので、いまいち盛り上がらず。去年のツールドフランスの最終ステージを凱旋門の近くで見たときは、よい場所を確保できたし、シャンゼリゼ通りを周回していたので、結構楽しむことができたのだが。。ちなみに、三大レースは、Giro d'Italia、Tour de FranceとVuelta a España。期せずして2つめを観ることができた。

Giro5

I amsterdamと並ぶGiromaniaの幟。「ジロ」と見聞きするたびにドキッとしてしまった。

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2010-05-11

5月のフローニンゲン

ローカルネタを2つ。

家から一番近いC1000というスーパーに久しぶりに行ってみたら、驚くことにSPARになっていた。オレンジのC1000のロゴはどこにも見つからないが、店内の配置やプライベートブランドの品揃えが変わったくらいで、あまり違和感はない。日本に行く前までは閉店する気配などなかったのだが、どうやら先週(リニューアル)オープンしたらしい。

Meigron1

日本でも北海道などで見かけるSPARだが、実はオランダ人が作ったそうである。「団結し協力することにより、みんなが規則正しく利益を得る」というオランダ語のモットーの頭文字でDE SPAR。オランダ語で、spaar(名詞)、sparen(動詞、一人称だとspaar)はお金を貯める、節約するという意味があり、また、sparはマツの一種であるトウヒのことなので、ロゴのクリスマスツリーはトウヒの形からきている。

以上、雑学でした。

もう1つは、桜開花。フローニンゲンに住んでいた日本人の知人から、桜並木の存在を聞かされていたのだが、4月下旬になっても咲く気配はなかった。それが、5月に日本から戻ってみると既に満開。八重桜だったから、ちょっと遅かったようだ。もう葉桜になっていて、花が風に吹かれて道路脇にピンクのじゅうたんができていた。

Meigron2

と、のんきなことを書いているが、先週、日本での調査データを持って指導教官とディスカッションをし、修論のまとめる方向はおおむね固まった。ただし、6月中に帰りたいのであれば、5月末には仕上げないといけないんじゃないかしら、と言われ慌てて学生課に確認すると、真顔で「それなら、明日が締切り」と言われるwobbly いや、今日から書き始めたんですけど(苦笑)

6月の修了式に間に合わせるためには、先週末が締切りだったらしく、その次の修了式は8月か9月。修了式は必須ではないものの、修了手続として、billという書類にサインをしないといけない。これは必ず大学でやることになっている。そのため、修了式ではなく、例外的に小さなイベントを準備してもらい、そこでサインすることになる。そうであっても、修論の採点→billの準備に相当時間がかかるので、やはり指導教官の言うことは正しそうだ。

ということで、先週末から修論を書き始めた(遅すぎ)にもかかわらず、既に追込みの時期に来てしまった。具体的な締切りは今週のディスカッションで相談する予定。

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2010-05-08

久しぶりに見た日本

アイスランドの火山噴火で延期となってしまった日本への一時帰国だが、約1週間ずらして再予約をした。当初はパリでの乗継便だったが、直行便に変更することができたのが不幸中の幸い。といっても、再予約の時点では復旧の見通しが立っていなかったので、祈るしかない。

幸い、週明け早々には空の便は正常化し、今度は無事日本へ飛び立つことができた。オランダでは、指導教官とのミーティングをずらすだけだったが、日本での調査予定も組み直しとなる。今回の調査は、日本の大学に行って、大学生に質問票を埋めてもらうというもの。キャンパスで勧誘するのは効率が悪いので、講義終了直後に教室内で協力をお願いするという方法を取った。

日本での専攻は理系だったので、社会科学系の調査のお願いをするにもほとんど伝がなかったが、何とか名古屋と東京で計4つの講義を確保できた。渡航延期になって1週間ずらしたいとの連絡をすると、どの先生も快諾していただいたが、4月29日は祝日、30日も臨時休校(再予約してから判明)ということで、別の枠で調査させていただくこともあった。

調査はしっかりやるとして、帰国の楽しみはやはり日本食である。行く前は、寿司・ラーメン・焼肉を食べまくると意気込んでいたが、そんな余裕はあまりなかった。

土曜日に帰国して、まずは予定どおり大学時代の後輩たちと焼肉。日曜日は、先輩の結婚式にお呼ばれするも、作業を仰せつかっていたので、時差ボケする暇もなく準備に追われる。結婚式はこれまで参加した中で一番すごかった。何がすごいかと言うと、人数と迫力、そして食事(肉がおいしかった!)などなど。作業も何とか形になり、一安心。

月曜日は、早朝の新幹線で名古屋へ。1限の終了間際に滑り込んで、最初の調査実施。お昼は味噌カツを食べて、データ入力をしたところでほぼ力尽きるが、がんばってひつまぶしを食べに行く。

Nagoya1

名古屋は全くと言っていいほど来たことがないので、一番有名らしい「あつた蓬莱軒」へ。確かにとてもおいしいが、3000円近く払って食べるのはこれが最後だろう。

翌日も朝から調査。私の研究分野では大家の先生の講義にお邪魔し、その後には研究室でお話を聞かせていただく。同じ大学にお世話になった先生がいらっしゃるので、そちらの研究室にもご挨拶。講義直前にもかかわらず、お時間を頂戴した。

その後、仕事の関係で挨拶に行き、その足で雨の名古屋城をぐるっと回る。帰りは駅前で味噌煮込みうどん。

Nagoya2

水曜日は母校で調査。以前お世話になった先生に相談したところ、わざわざ同じ学科の別の先生にお願いしていただき、予定数を確保。最後の調査に至っては、祝日になってしまうので、大変恐縮ながら前の週に実施していただいた。その回答を受け取りに伺う。大量の調査票を抱えながら、家に帰る途中でラーメンを食べる。

翌日からはデータ入力作業。400件近いサンプルをエクセルに入力するのは想像以上に大変だった。山のような紙をオランダに持って帰るわけにはいかないので、家族の力も借りて、データ入力とチェック作業。その合間に、調査のときに関心を持ってくれた学生さんと会ったり、お世話になった方の退職のお祝いに駆けつけたり。おしまいに友達と会って、最後の夕食で無事寿司にたどり着いた。

スーツやコートを持って帰ってきたので、トランクに空きスペースができる。カップ麺などをたくさん買い込んでトランクに詰め込み、オランダに戻る。残り2ヶ月、とにかく修論を仕上げなければ!

さて、久しぶりに見た日本。オランダ人に東京出身だと言うと、多くの人が、アムステルダムなんか比べ物にならないくらい人が多いだろうと言ってくる。私は、東京にはアムステルダムやロッテルダムのような都市がいくつもぎゅっと詰まっているだけで、個別に見れば大して変わらないと返答してきた。だけど、週末の池袋を出たとたん、祭のような人の波が襲ってきた。2年近くですっかり忘れてしまっていたが、改めて東京の人込みは異常と感じた。

もう1つ気づいたことは、自転車。オランダに比べて走っている台数は圧倒的に少ないが、自転車専用道がないので、前から後ろから歩道の中に自転車がやってくる。歩行者と自転車が完全に住み分けられた社会で生活していると、これも異常な光景であった。もっとも、オランダのようにすごいスピードで自転車を漕いでいる人はほとんどいないのだが。

今回は、調査にご協力いただいた先生を始め、多くの方に本当にお世話になりました。ありがとうございます。

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