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2010-04-01

エルミタージュ・アムステルダム美術館

アムステルダムのアムステル川沿いに建つHermitage Amsterdamという美術館。ロシア・サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館のアムステルダム別館。

老人ホームとして使われていたAmstelhofを老朽化のために取り壊して、そこに美術館を建設。本格オープンは昨年の6月からという比較的新しい美術館である。
http://www.hermitage.nl/

Hermitage1
美術館のウェブサイトにある、この航空写真を見るとよく分かるが、所狭しとぎゅうぎゅうに並んでいる周りの建物と比べると、スペースの使い方が全く違う。アムステル川(航空写真左下)沿いの小さな入口から敷地内に入ると広場があり、その奥が美術館となっている。

Hermitage2

週末の午後に行くと、結構混んでいた。国立美術館Rijksmuseum、ゴッホ美術館以来の行列に並ぶことに。ちなみに、ゴッホ美術館はMuseumkaartがあれば、チケット購入の行列に並ばずに入口でカードを提示して入場することができるが、国立美術館は並んだ先の手荷物検査を受けてから、入口でカードを提示してチケット(無料)を受け取ることになる。

エルミタージュ美術館はその中間。まず建物の入口で入場制限があり、建物に入って右側にチケット売場がある。ただし、Museumkaart保有者は、右側の自動発券機にカードを入れると、入場券が自動で発券される(無料)。初めて見たが、これは便利である。

Hermitage3
右の挿入口にカードを入れると、画面下から自動で入場券が発券される。

さて、別館ということで、展示方式がユニーク。常設展ではなく、ロシアのエルミタージュ美術館(=本館)が所蔵する作品を企画展としてまとめて持ってくる。そして、それを約半年間アムステルダムで展示するというもの。

大きな展示場が2つあり、どちらか一方を公開、もう一方は次の展示のための準備にしているようである。つまり、(少なくとも今の時点では)半分しか公開していない。その他にも、子供向けの美術館や、とても小さい常設展も一応ある。ロシアとオランダの関係を説明した部屋の地下には、なぜかオランダの昔のキッチンを再現した部屋があったりする。

今年の3月から9月までの展示は、「MatisseからMalevichまで-モダニズムのパイオニア」という企画で、マチス、ピカソからロシアのマレーヴィチやカンディンスキーなどの約75作品を公開。こうした有名な作品はゆったり並べてられているのだが、残念なのはそれ以外の作品の展示方法。展示スペースの作りがあまりよろしくなく、狭い部屋の3面に1点ずつ作品が置かれている。人が少なければよいかもしれないが、それぞれの作品から少し離れたところに人だかりができて、そのせいで次の作品を見るスペースが無くなる。後から来る人は見ている人の後ろに回ることが多いので、進みが遅いと部屋の中心部分に人が集まってしまい、動線が確保できていない。

Squareroom

混んでる美術館で正方形の部屋は渋滞を引き起こす。部屋の数を減らして、もう少し横長の部屋にした方がよかったのではないだろうか。

お土産ショップは、ロシアグッズが並んでいるのだが、ポストカードは展示されている作品のうち一部の有名なものしかなく、その他もあまり食指が動かなかった。大きなカフェもあるのだが、それならもう少し展示スペースを広げてほしかった。。

一般料金は€15と高いので、観光で来られる方は、上述した3つの美術館を観るだけでも€40以上なので、MuseumkaartかIamsterdam Card(エルミタージュ美術館は€3払う必要あり)を買うことをお勧めする。

Museumkaart(24歳以下/25歳以上)- €22.45/39.95 (いくつかの大きな美術館で購入可能)
http://www.museumkaart.nl/
Iamsterdam Card(24/48/72時間) - €38/48/58 (観光案内所などで購入可能)
http://www.iamsterdam.com/en/visiting/iamsterdamcard/iamsterdamcard

この日は美術館をはしご。レンブラント広場Rembrandtpleinの近くで、Herengracht沿いにあるMuseum Geelvink-Hinlopen Huisへ。17世紀に貿易で富を築いたヘイルフィンク・ヒンローペン夫妻の邸宅で、Museumkaartが有効。ちょうど英語ガイドが始まったところだったので、一緒に参加して概要の説明を受ける。その後は、ルネッサンス式庭園に出て自由見学。庭園の反対側に邸宅があり、今度は別の担当の方が待っていて説明してくれる。

Geelvinck

同じ家の右がと左で階数が異なるという面白い構造。5月までは、地階で日本特別展をやっていて、屏風、着物、陶磁器などが展示されている。火・木は休み。
http://www.museumgeelvinck.nl/
 (オランダ語のみ)

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