火山噴火で帰国延期
修士論文研究の調査のために、日本に1週間ほど一時帰国することになっていた。そんなところに、アイスランドのEyjafjallajökull(エイヤヒャットラヨークトルとか読むらしい)火山が14日に噴火し、欧州の空が閉鎖されてしまった。
私のフライトは18日だったので、まあ数日で収まれば大丈夫だと思っていたのだが、甘くなかった。スキポール空港もKLMも頻繁に最新情報を更新していたが、再開の見通しは無い、欠航したら空港には来ないように、という情報ばかり。
前日になっても飛ぶかどうか分からなかったので、スキポールの鉄道駅を降りてみると、構内の飛行機出発・到着便案内はCancelledで埋め尽くされていた。
一方で、鉄道のTickets&Servicesには、国際線の窓口に長蛇の列。欧州なら空がダメでも陸があるのだが、当然こちらもパンク状態のはずである。
おとなしくアムステルダムに行って、パーティに参加していると、早々に19日の朝まで飛ばないという情報を聞いてしまい、インターネットでそれを確認。キャンセルが確定。この日のパーティには、他にも2人、帰れなくて困っている人たちがいた。
そうなると、調査の日程調整を再度やり直さないといけない。約1週間ずらす方向で考える。今回の火山噴火の影響でキャンセルされたチケットは、航空会社かチケットを販売した代理店で、同一クラスへの変更や全額払戻しが特別に手数料無料で受けられる。私はインターネットでオランダの代理店から買ったので、情報がすべてオランダ語でよく分からず、KLMのコールセンターに電話するも当然待たされたままでつながらない。(注:チケットの取扱いは、それぞれの航空会社で確認を!)
予定のフライト時刻が過ぎた後に、空港にあるKLMのチケットオフィスに行ってみることにした。もはやCancelledを並べても意味がないことが分かったのか、案内板には便名の表示が無くなっていた。
空っぽの案内板にGoede Reis(良い旅行を)とは、むなしいものである。
チケットオフィスは閉じていて、KLMのスタッフ数名がオフィスの前で対応している。変更も払戻しもコールセンターか代理店に電話しろと言われて、24時間のコールセンターの電話番号がプリントされた紙を渡される。
テロでもないのに、スキポールが閉鎖されてしまった。
その後、コールセンターに電話。数十分待たされた後、超忙しそうなオペレータが出て、あっという間にre-bookingが完了。電話での会話は以前よりだいぶましになった気がするが、早口で時間を読み上げられるとなかなか正確に聞き取れない。繰り返してくれと言うとオペレータはいらついていたが、適当に予約してしまうと後で困るので仕方ない。
そんな中、率先してテストフライト等で安全確認を進めてきたKLMが19日の夜にアムステルダムから上海、ドバイ、ニューヨークへの便をついに再開。20日にはほぼ平常運転に戻る見込み(ただし、アムステルダム→大阪便は欠航)とのこと。
安全最重視で進めてもらいたいが、とりあえず再開の知らせにほっとする。誰もが想定していなかった自然災害による空の便への影響、そして自分もその当事者の1人になるとは思いもしなかった。
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