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2009年12月の4件の記事

2009-12-31

デュッセルドルフのラーメン

久しぶりに更新します。

日本ではもう年が明けているが、オランダはもう少しで新年。ということで、外では年末年始だけ許される爆竹や花火の音がずっと鳴っている。

年末の講義が終わってから、デンマークとドイツを訪問していたので、しばらく更新できず。その内容も近いうちに記事にします。年明け早々に試験とレポートの提出があるので、それが終わって落ち着いてからになりそう。。

とりあえず、大晦日とは何の関係もないが、忘れないうちに一番最後の訪問地のデュッセルドルフについて。ドイツのデュッセルドルフは、日系企業が多く進出していることもあり、ヨーロッパで最も日本人が多い都市の1つ。インマーマン通りImmermannstraßeは日本人街になっている。そんなわけで、この都市を訪れる最大の目的は、ずばりラーメン。かねてから、デュッセルドルフのラーメンは日本の味だと言われていたし、そろそろ本物のラーメンが食べたくてたまらなかったので、1日の滞在だったが昼と夜をラーメンに。

最初に行ったのが、「匠」。店員は全員、お客さんも7-8割は日本人。もちろんメニューも注文も日本語で大丈夫。注文したのは特上味噌。ランチタイムは、ライスともやし増量が無料ということに気を取られて、麺を大盛りにし忘れる。。

Takumi

味は、確かに日本のラーメンです。味噌はコクがあって、麺は日本から運んでいると書いてあった。価格は10€前後で、日本のラーメン屋と比べると確かに高いが、オランダやドイツでこの値段で普通の食事をするのは難しいことを考えると、ここでは安いと思えてしまう。

もう1つは夕食として、「なにわ」に行く。アジア人を中心に10人以上並んでいた。こちらでも、味噌ラーメン。ライスセットでキムチも付いてくる。野菜増量と味付玉子が無料。ドイツのホテルの朝食ビュッフェにはゆで卵があるので、ヨーロッパ人も玉子は食べると思うのだが、味付玉子は頼むと付けてくれるようになっている。個人的には、こちらの方がシンプルなスープがストレート麺と良くからんで好きだった。さすがに後半はお腹いっぱいになってしまったが。

Naniwa

デュッセルドルフはラーメンを食べて、日本食料品店を回って終わり、そこからオランダに帰国(アムステルダムまで2時間強)。ICEで快適な旅のはずだったのだが、車両トラブルなのか国境駅で乗り換えるはめに。

それでは、2010年もよろしくお願いいたします。
Gelukkig nieuwjaar!

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2009-12-13

今日からアムステルダム-パリ間が3時間18分に。

オランダ、ベルギー、フランス、ドイツを結ぶ高速鉄道Thalysが今日13日から新ダイヤになった。これまで4時間9分だったアムステルダム-パリ間が51分短縮されて3時間18分になる。

これまでのタリスは、パリ-ブリュッセル間は300km弱を1時間20分で走っているのに対し、ブリュッセル-アムステルダム間は200km弱なのに時間は倍の2時間40分かかっていた。今回の時間短縮は、ベルギー・オランダの高速鉄道線路の整備が進み、最大時速300km運転が可能になり、後者の時間が1時間50分に短縮されたことによる(パリ-ブリュッセル間は変わっていない)。同様に、ブリュッセル-ケルン間も30分短縮されて1時間50分になった。

速くなる分、値段も上がるわけで、パリ-アムステルダム片道の定価はComfort1(1等車)€199、Comfort2(2等車)€123。ヨーロッパの多くの鉄道は早く予約すると安いチケットを買うことができるので、この定価で乗ることはまずない。これまでは、2等席は一番安くて€25あるいは€36があり、それが売り切れていても€50-60で乗れることがほとんどだった。

http://www.thalys.com/nl/en/new-fares/Amsterdam/Paris

新しい料金表を見ても、前日まで販売されている、変更可・キャンセルは半額払戻しのチケットは€62-105、変更不可のチケットは15日以上前で€45、30日以上前で€25とある(ただし、安いチケットは席数が少ない)。

2等席が€25で乗れるのであればこれまでどおりだが、現時点でインターネットで予約可能な来年3月まで探しても€25のチケットは販売されていない。最安値は12月21日まで販売のプロモーション価格で、3月中旬までの乗車の変更不可のチケットが€35。プロモーションが終われば、多くの場合は€45が最安値のチケットになるかもしれない。

さて、これまでもオランダ-ベルギー間は、特急券等や座席指定を必要としないInterCity(急行)が走っていた。アムステルダム-ブリュッセル間はInterCityでも2時間48分となっているので、以前のタリスとほぼ同じ。値段は年間割引パスVoordeelurenabonnementとRailpassがあれば€25程度。問題はブリュッセル-パリ間はタリスの独占運転となっているので、長距離バスに乗らない限り、タリスを乗らなければいけない。

近くなったパリ。チケットのavailabilityがこれまでどおりであれば、accessibilityが向上したと喜べるのだが、どうなるか。

Thalyscomfort1

1等車で出される軽食(アルコールやコーヒーも飲める)。3時間強に短縮されても、多くの電車で引き続き2回の軽食が提供される。この他、無料Wi-Fi、新聞サービスなど至れり尽くせり。新しい料金体系では€79からだが、空席状況によっては2等車とほとんど値段が変わらないこともある。

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2009-12-11

鉄道遅延の払戻し

オランダの鉄道料金の記事の補足で、遅延した場合は払戻しを受けることができると書いた。そのときはエンジントラブルで1時間立ち往生したのだが、切符はどうやら捨ててしまったようだ。

それも束の間、先月、また遅延に遭遇。アムステルダムから帰る途中、車内検札の職員にAmersfoortで乗換えではなく、その先のDeventerまで行き、そこからZwolleで再度乗り換えてGroningenに行くようにと指示された。結局、接続で待たされて、Groningenに着いたのは当初予定の約1時間遅れ。

ということで、返金の申請をしてみた。駅の窓口に置いてある「Geld terug bij vertraging(遅延による返金)」という申請書兼封筒に必要事項を記載し、切符を同封して郵送。その後、2週間ほど経ってから、全額を口座に振り込むというメールが来た。その直後に実際に振り込まれていたので、無事完了(オランダの銀行口座を持っていないと受け取れないのかもしれない。)。

目的地の鉄道駅への到着が、時刻表より30-59分遅れた場合は片道乗車券の半額、60分以上遅れた場合は全額が、郵送による申請で返金されるというのが基本的なルール。

往復(日帰り・週末)乗車券、一日乗車券は、共に30分以上で1/4、60分以上で1/2が返金される。その他の特別な乗車券や定期券等もおおむねこれに準ずる返金率が設定されている。ちなみに、返金額の下限は2.20ユーロ。

がんばってオランダ語を読んでいたのだが、意外にも(!)NSのウェブサイトに英語の説明ページがあった。
http://www.ns.nl/cs/Satellite/travellers/en-service/refunds-delays

NSの話でもう1つ。年間割引パスを駅の窓口で更新したのだが、銀行口座を確認してみると、なぜか2回引き落とされていた。同じ窓口に抗議に行くと、どうやら昨年の割引パスが自動更新されていたのに、新しくもう1枚カードを作ってしまったらしい。

昨年の申込時には自動更新しないとしていたはずなのに、職員は「1年更新するという申込みになっている」とか言っている。更新手続時には今使っているカードを見せたので、当然それに上書きされるのだと思っていたのだが、数日後には別のカードが送られてくる始末。。とにかく、窓口からカスタマーサービスに電話してもらい、返金の手続を終える。不安だったが、これもしばらくして銀行口座に無事振り込まれていたことを確認。

Schiphol_entrance

あまり関係ないけど、クリスマス仕様のSchipholの入口。もちろんSchiphol空港だが、ロゴの左下には (N)ederlanse Spoorwegen(NS=オランダ鉄道)とあるように、ここは鉄道駅の入口でもある。ここから出ても、あいにく歩いて遊びに行けるようなところはなく、ホテルとバスターミナルと駐車場しかありません。

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2009-12-04

シンタクラース

11月に入ると、オランダの商店街にはクリスマスのイルミネーションが準備される。クリスマスには少し早い気もするが、多くの店は通常18時まで営業しているので、日が落ちる17時に街灯がないと真っ暗になってしまう。

そして、この時期になると、早くもサンタクロースが登場する。

Sinterklaas

アーケード商店街や、スーパーマーケットの店頭で見かけるこの集団。赤い服を着て、ひげをたくわえているおじいさんはどう見てもサンタクロース。ただし、その周りにいるのはトナカイではなく、黒人風の若い男たち。

彼らは、シンタクラースSinterklaasと、黒いピートZwarte Pietである。そして、実はこれがサンタクロースのモデルであり、こちらの方がオリジナルである。オランダ語圏では、シンタクラースの誕生日の前日である12月5日を祝う習慣があり、子供は寝る前に暖炉に靴(靴下ではない)を置いておくと、寝ている間にシンタクラースと黒いピートたちが煙突から入ってプレゼントを置いていってくれるという、正にクリスマスのイベントである。

シンタクラースは、毎年11月中旬にスペインから船でオランダのある港町にやって来るのだが、その模様はオランダとベルギーのテレビでライブ中継される。今年は11月14日にロッテルダムの近く、スキーダムにやって来たそうだ。黒いピートについては、無実の罪に問われた彼らを司教であるシンタクラースが助け、そのお礼としてシンタクラースがプレゼントを届けるのを手伝っているとされている。黒いピートはアフリカ系のムーア人であるために肌の色が黒いのだが、煙突の煤で黒くなってしまったという説もある。

12月5日はお祝いする日ではあるが、休みの日(日本の祝祭日)ではない。一方、12月25日と26日はオランダではクリスマスとして休みの日である。つまり、同一人物であるシンタクラースとサンタクロースの両方の誕生日をお祝いするのである。

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