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2009-05-10

美術館無料開放日+モネを訪ねる

デジカメをなくしてパリに戻ってきたのは第1日曜日だったので、この日はパリの美術館が無料開放日。ということで、気を取り直して、ピカソ美術館に開館前から並ぶ。おそらくここはピカソの作品の所蔵数は最大だろう。それにしても、ピカソは難しい、というのが結論。

続いて、ポンピドゥー・センター内にある国立近代美術館へ。11時の開館に合わせて行ったら、驚異の人の列だったsad 数百メートル、ここまで人が並んでいるのを海外で見たのは初めてかもしれない。そのまま並ぶこと1時間強、、途中で気づけばよかったのだが、どうやら大通り沿いの入口は学生向けのようだった(実際、反対側の入口はそれほどでもなかった)。でも、学生は普段から無料のはずで、何でこの日に長蛇の列を作っていたのかは不明。中には図書館も併設されていて、試験前なのかというくらい、多くの学生が勉強していた。4~5階が美術館となっているが、4階は一部工事中だったこともあり、メインは5階に。ここでもピカソのほか、マティス、レジェなど近代美術が多数。6階では、カンディンスキーの特別展をやっていたが、残念ながら疲れて回りきれなかった。

カフェでクレープを食べて休憩し、最後はオランジェリー美術館へ。某ガイドブックには午後からとなっていたので後回しにしたのだが、正しくは9時~18時。並んでいたが、10分ちょっとで入ることができた。2006年に改装されて、何と言ってもモネの2つの大きな楕円の部屋が特徴。それぞれの部屋の四方を巨大な睡蓮の画が取り囲んでいる(計8枚)。地階も、ルノワール、セザンヌ、モディリアーニなどが充実していたのだが、睡蓮に時間を取ってしまったので、じっくり見られなかった。是非また行きたい美術館。

さて、デジカメはどうやら戻ってこなそうなので、日本のカメラ付き携帯電話を持ち歩くことにした。金曜日は第二次世界大戦の戦勝記念日で祝日だったため、知り合いにジヴェルニーGivernyに連れて行ってもらえることに。パリから出るのは初めてである。ジヴェルニーはノルマンディ地方の入口で、モネが過ごしたことで有名。ということで、前日にオフィス近くの16区にあるマルモッタン美術館へ予習しに行く。

Marmottan

ここでは、印象派のゆえんとなった、モネの「印象-日の出」が有名。そのほか、彼がジヴェルニーの自宅で書いた睡蓮や日本(風の)橋の絵画がゆったりと展示してあり、その真ん中にはグランドピアノが。こんなところで演奏会があればぜひとも行ってみたい。

Marmottan2

メインの展示会場への渡り廊下には、モネの「オランダのチューリップ畑」という風車とチューリップの描かれた作品もあった。モネ以外にも、ルノワールや女性画家のモリゾなどの絵画もとてもよかった。小さな美術館だがじっくり楽しめる。

金曜日。朝からジヴェルニーへ。モネの家と庭園に着いたのは開園前の9時過ぎだったが、既に数名並んでいた。チューリップなど色彩豊かな花が咲いていてとてもきれいな庭を通りながら、まずは家の中へ。

Giverny1

家の入口からまっすぐ伸びる花の道。晩年は視力低下が著しかったからこそ、庭の花は明るい色だったのかもしれない。

Giverny2 

家の中はモネの浮世絵コレクションがものすごい。北斎、広重、歌麿など、家中に浮世絵が飾られている。しばらく回っていると、観光ツアーのお客さんがやってきて家も庭園もかなりの混雑。これは早く来て正解だった。睡蓮を書いた池はとても立派で、色んな植物に囲まれている。

Giverny3

日本の太鼓橋を模して作られた橋には、藤が満開だった。

Giverny4

すぐ近くにあった、アメリカン美術館は2006年に閉鎖し、ジヴェルニー印象は美術館となって今月オープンしたそうである。併設されているカフェは入館料なしで入ることができるので、ここでランチを食べる。また、美術館の入口付近の庭も無料で散策できる。

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