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2009-02-01

ロッテルダム国際映画祭!

先週はバタバタだったが、木曜日に無事引っ越しましたhouse これについては次書きます。

火曜日に、大学の研究者に会って、修士論文(research project)の指導教官になっていただく了解をもらった。優しそうだし、事前にメールで送った研究計画案を読んでアイディアを出してくれた。オランダ人だが、英語もまずまず分かりやすいのでうまくやれそうな気がする。

水曜日は、virtual classだと言われた。各自お家で課題をやりなさいということで、講義は無し。この講義は講師のレベルが低すぎて全くモチベーションが上がらなかったのでありがたい。どのくらいレベルが低いのかと言うと、クラス中全員同じ印象を持っていて、これまで機能していなかったクラスのdiscussion boardというオンラインの掲示板が盛り上がって、3週間分の授業料の返還を求めようという話が出るくらい。

そんなわけで、クラスメイトたちとロッテルダム国際映画祭に行った。トルコ系ドイツ人のクラスメイトがクロサワ映画好きで、「どですかでん」を見たいと言われたことがある(ちなみに、私はタイトルすら知らなかった)。そのクラスメイトに「キタノ映画も上映している」と誘われて、「アキレスと亀」を見に行く。

International Film Festival Rotterdam http://www.filmfestivalrotterdam.com/
アキレスと亀 http://www.office-kitano.co.jp/akiresu/

映画は夜の上映だったので、午前はハーグの外務省に行ってようやく戸籍謄本の認証legalisationをもらった。実は以前ハーグを訪れたとき(「ハーグに行ってきました。」参照)に行った役所は外務省ではなく、内務省だったことが判明coldsweats02

1) 日本の住民票のある自治体で戸籍謄(抄)本をもらう
2) 日本国外務省でアポスティーユ(付箋)を貼ってもらう
3) 在オランダ日本大使館で翻訳証明を作成してもらう
4) オランダ外務省で翻訳証明を認証してもらう

長かった。。本来は、この認証まで終わった戸籍謄(抄)本をオランダの自治体に持って行って、住民登録をする必要がある。その後、マウリッツハウスMauritshuisへ。

Denhaag_mauritshuis
(昨年ハーグに行ったときの写真。左側の建物がマウリッツハウス)

入館料にオーディオガイド(日本語あり)が含まれていて、美術館パスmuseumkaartがあればこれも無料。ここの展示作品は、オランダ絵画の中でも、何と言ってもフェルメール。おそらく彼の作品で一番有名な「真珠の耳飾りの少女」とついにご対面。これは惚れますlovely 平日で空いていたこともあり、しばらくじっと作品に見入る。彼の絵は絵の具がひび割れしているので、至近距離で見るよりは少し離れたくらいの方がよい。耳飾りは、実は白と黒だけでシンプルに描かれているが、全体を見ると本物の真珠のような輝きを放っている。

「デルフトの眺望」は、近くで見ると様々な技法が取り入れられているのがよく分かるが、遠くから全体を見ると作品の印象が大きく変わる。ここにはもう1点若い頃に描いた宗教神話を基にした絵(ディアナとニンフたち)があり、フェルメールは全3点。その他、レンブラントやルーベンスなどオランダを代表する画家の有名な作品もあり、作品数はそれほど多くないが十分見ごたえがある。

ロッテルダムに移動して、ボイマンス・ファン・ベーニンヘン美術館Museum Boijmans van Beuningenへ。レンブラントやゴッホから、マグリット、ダリまで展示されている。絵画だけでなく、椅子とか電化製品とか近代アートも並んでいる大きな美術館。残念ながら時間が足りずに、閉館まで絵画を中心に歩き回る。

Rotterdam_boijmans

この町はこれまで訪れたオランダの都市の中で一番近代的。アムステルダムも斬新な近代建築はあるが、ロッテルダムは建物(ビル)を初めとして街中がとてもおしゃれ。デルフトと並んで、ロッテルダムで建築を研究されている日本人の知り合いも多い。

Rotterdam_film1

夕方にクラスメイトたちと合流して、国際映画祭へ。正にお祭りで上映会場付近はとても賑やか。ロゴのトラがそこら中にいる。

Rotterdam_film2

Rotterdam_film3

せっかく来たので、当日券を売っている映画を探す。デンマーク人女性の初監督作品で、The Blessingという出産直後の育児拒否をテーマにした映画を見る。その後、アキレスと亀。北野武監督作品を映画館で見るのはおそらく初めて。

会場は一番広いところで、前の方を除いてほぼ満員。ビートたけしのお笑いの要素がかなり多い一方で、どんどん登場人物が死んでいくが、最後は心が温まるという展開(まだ見てない人、すみません。)。この内容で外国人はついていけるのだろうかと心配だったが、ギャグの部分は会場全体が笑いの渦に包まれていたし、途中で席を立つ人はほとんどいなく、最後には拍手も起きた。日本人として少しほっとした感じ。個人的にもとても楽しめた。

それにしても、映画に登場するたくさんの「芸術的な」絵画は誰が描いたのだろうか?

Rotterdam_film4
終演直後の映画館

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コメント

引越しお疲れ様でした!

久しぶりにブログを見ましたが・・・


旅行しすぎですよ~!羨ましい。
私は当時貧乏だったので,オランダの外は
ベルギー・デンマーク・スウェーデン
しか行けませんでした。
オランダ国内なら,(暖かくなったら)
ゴッホの森のサイクリングがお勧めです!

ではまた,お元気で。

投稿: hiro_delft | 2009-02-03 16:02

>hiro_delftさん、
なるほど、ゴッホの森でサイクリングって有名なんですね。行ってみようと思います。

投稿: jiro | 2009-02-11 23:50

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今日は何の日??ってサイトがあって見てたんですが、世の中にはいろんな記念日があるようで面白いですね。で、今日は「キタノ記念日」なんだとか。キタノとはあの北野武さんのことです。芸人「ビートたけし」、映画監督「北野武」として日本を代表する人物ですよね。なぜ2月... [続きを読む]

受信: 2009-02-10 06:56

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