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2008-11-03

museumnacht~夜の美術館

土曜日はmuseumnacht (n8)というイベントがアムステルダムで開催された。これは、41の美術館等がこの日に限って19時から翌2時まで開館されるというイベント。「n8」というのは、オランダ語で8はachtなので、nacht、つまりnightということだと思う(ドイツ語と同じ)。
http://n8.nl/

17ユーロのチケットを購入すれば、どこでも無料で入場できる。2時に終わってどうするのか?チケットには、市営交通機関GVBが営業するメトロ、トラム、バス、深夜バスの乗り放題も含まれているので、深夜バスに乗って帰ればよい。

もちろん、アムステルダムの夜は2時には終わらないので、そのままクラブで朝までアフターパーティーに参加することも可能(そのため、チケットで朝6時まで交通機関に乗れる)。

ところで、オランダには美術館がたくさんあることで有名だが、多くの美術館に1年間フリーで入ることができるmuseumjaarkaartというカードも販売されている。一般は35ユーロ、24歳以下は17.50ユーロ(+4.95ユーロの手数料)と、観光客でも数回行けば元が取れる。ちなみに、museumnachtでは使用できない。
http://www.museumjaarkaart.nl/ (オランダ語のみ)

Planetarium 最初に向かったのは、Artisという動物園、水族館、プラネタリウムの複合施設。ちょうどプログラムが開始されるところだったので、まずはプラネタリウムに向かう。施設は新しく、日本のプラネタリウムとあまり変わらない。説明はもちろんオランダ語なのでほとんど分からないが、後半は地球が登場するというのが面白いコンセプトだった。

続いて動物園に行くと行列ができている。この夜は弱い雨が降ったり止んだりで、外で待つのはなかなかしんどい。入ってみると、ガイドツアーの予約の紙が配られる。真っ暗なので、ガイドツアーしか園内に入れない。英語ツアーは1時間に1回のようで、45分待ち。待合スペースはこの日限りのパブになっているので、ビールを飲んで待つ。

ツアーは20~30人ほどのグループで、夜行性の動物を中心に見て回る。ナイトサファリみたいな感じ。

Dierentuin

最初のフラミンゴだけライトアップされていたが、それ以外はガイドの懐中電灯がないとほとんど見えないし、フラッシュは禁止されているので写真もまともに撮れない。

Wallaby 唯一撮れたのがカンガルーの仲間のワラビー。ガイドのおばちゃんは、動物園の歴史とか、日中のガイドと同じ(であろう)内容の話が多い。年に1回のイベントなので仕方ないのかもしれないが、動物に影響のない範囲でもう少し動物を見せる工夫があってもいいかなという気がした。そのうち昼間に改めて行こうかと。

水族館は早めに終了してしまったので、次の会場へ。トラムの乗って、有名なアンネ・フランクの家へ。ここは、museumjaarkaartでは入れないし、いつも観光客で混んでいるので、この機会に行ってみる。喫茶店がパブになっているくらいで、この日の特別なイベントはあまりなく、通常の美術館として観ることができた。

Anneshelfアンネ・フランクの家は、ドイツからオランダに国外脱出したユダヤ民族のフランク一家がナチスから逃れるために潜伏した家。写真が、「表の家」から隠れ家の「裏の家」に通じる、動く本棚。

ここには日本語のパンフレットもあり、壁にプリントされたアンネの日記の文章や展示物の解説には英語も併記されているので、分かりやすい。

この時点で、日付は変わって日曜日。次は、ダム広場Damにある新教会De Nieuwe Kerkへ。入ってみると人だかりになっている。

Adamniewekerk1

視線の先は・・・

Adamniewekerk2

マジックショー!!ちなみに、ショーの後は、DJがライブをやっていた。

そして、反対側を見ると・・・

Adamniewekerk3

こっちは飲み屋かいっ。。教会は神聖な場所のはずだがcoldsweats01 と思いつつも、これを楽しみに来たので、ベルギーの修道院ビールAffligem Tripelを注文。

Affligemtripel

このビール、アルコール度数は8.5%と高めだが、フルーティで美味しいbeer 日本で飲めるか分からないがお勧め!うーん、ベルギー旅行が楽しみ。

ちなみに、Tripel以外に、BlondとDubbelという種類がある。クラスメートが注文したDubbelを味見したが、こちらはちょっと変わった味であまり好みではなかった。現在は、ハイネケンの傘下になっているとのこと。ウェブサイトは英語もある。
http://www.affligembeer.be/

時間もなくなったので、歩いて行けるところを探して、アムステルダム歴史博物館Histrisch Museumを訪問。ここはintroduction weekのときに一度訪れたことがある。

Histrischmuseumそのときの説明にあったのだが、この美術館は地上階(日本で言う1階)の一部が歩道になっているのが特徴。この歩道は、絵画を多くの人に見てもらいたいという趣旨で、美術館に入らなくても(つまり無料で)通ることができるということだったと思う。

この日はソファーが置かれて、完全にくつろいで絵画を鑑賞することができるようになっていた。そのソファーにもたれて全景を撮ってみた。

美術館に付属している喫茶店か集会場のようなところは、インド料理が販売されていて、インドの曲が大音量で流れるクラブになっていた。

こうして2時ぎりぎりまで楽しんだところで、さすがに疲れたので深夜バスに乗って帰宅。アムステルダムの夜を十分楽しめるイベントだった。

このイベントには、アムステルダム市がパートナーとして協力している。基本的にはオランダ語だけなので、観光イベントというよりは、市民が美術・芸術に触れる機会を増やすという意図が感じられる。なお、このチケットで更に1回無料で美術館に行ける(年内限り)というおまけも付いている。

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