2009-07-07

オランダに戻りました。

久しぶりの更新。というのも、予想どおり修論に追われているため。

前回のエントリーの時点では、当初の締切り(今日!)に間に合わせるつもりだったのだが、どうやら間に合わなさそうということが判明して、指導教官に了解をもらって1週間だけ延長することにした。

今月いっぱいくらいは延ばしても卒業時期に影響はなく、実際その予定の学生も結構いるらしいが、指導教官とチューター(担任)が夏休みに入ってしまうのと、自分の夏休みが短くなるという理由で1週間で何とか終わらせるつもり。と書きながら、本当に大丈夫か、と思っているのだが。それにしても、卒業の手続でサインが必要なのに、それを担当する職員の2人が同じタイミングで1ヶ月もバカンスに行く。代理もいない。はっきり言って信じ難い。

先週の金曜日でインターンシップが終了。同じ課の職員の送別会で、ついでに私も祝ってもらい、シャンパンを頂く。論文を書きたいので、結局土日も出勤する。Velib(レンタサイクル)に乗ってオフィスから帰宅したのだが、土曜日の夜に帰ると、家の前のステーションが自転車で埋まっていて留められない。そういうときは、ボルノ(端末)にNavigoカードをかざすと15分延長できるはずだが、1台空きがあると表示される。どこを探してもみつからないので、近くの別のステーションに行くと、やはり埋まっているのに1台空きがあるって。。これは作戦か、と思いながら、結局30分を超過してしまい、もう1つのステーションに留める。

翌日曜日、家の前のステーションから自転車を抜こうとしたら、反応しない。で、自転車を引っ張ってみると、動いた。。ステーションと接続する部分がなくなっていて、単に置いてあっただけらしい。土曜日は気づかなかった。夜、本当に最後のオフィスを後にして、これまた最後のパリジョグに出かける。Velibでブーローニュの森まで行き、ロンシャン競馬場を2周。24時間で5回も乗れば、2ユーロ(使用料1ユーロ+延長の1ユーロ)の元を取っただろう。ブーローニュの森を走ることもおそらくもうないのだろうと思うと、なんとなく寂しい。

残っている荷物からして、シャンパンを持って帰る余裕がないので、職場の方にお願いして、最後に一緒にシャンパンを空ける。美味しかったbar で、夜中に荷造り。明らかに荷物が多過ぎる。2回に分けて持ってきた上に、論文用の書類や本があるので、1回で持って帰るのは無理があるらしい。

結局、バックパック、スーツケース、スーツ、ウエストバッグ、ノートパソコンと書類を入れたバッグが2つの計6個になってしまった。しかもすべてパンパンに。。朝8時半のタリスだったが、ラッシュアワーのメトロに乗るのは厳しいと思い、早めに出ることにした。何とか荷物を持てたが、歩くだけでしんどい。長い階段は途中で休憩を入れる。メトロに乗ると、自分の荷物で囲まれてしまう。とにかく大変だったが、何とか北駅に着く。

この日は初めてのタリス1等車。いつも2等車で遠くまで歩かされていたのだが、何とこの日は1等車が先頭。つまり、一番奥まで歩かされる。北駅のホームはコンクリートがはがれまくっているので、キャスターが壊れたスーツケースで歩くのは大変。何の試練なのだろうかbearing

1等車は、広いし、食事や飲み物もたっぷり出るし、インターネットも無料ということで、とても快適bullettrain この日のチケットは65ユーロで買ったので、この値段なら費用対効果は高い。

アムステルダムに戻って、大学へ。指導教官に挨拶して、しばらく論文を書いていたが、カフェテリアに行くとクラスメイトと再開。やはり、学生同士の方が気が楽だ。境遇が一緒で話題も身近ということもあり、英語が分かりやすい。パリにいたときはランチタイムの日常会話(もちろん、英語。フランス語のときは黙々とランチを食べていたけど。)についていけないことも多々あったなあと。

やっぱりこの国の方が落ち着くconfident

そんなわけで、あと一週間。気合い入れて終わらせますgood

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2009-06-27

世界最大級の花、ライデンで開花中

パリも残すところ2週間だが、オランダで気になるニュースが。

私のオランダのニュース源は、日本語と英語。オランダ語の記事を読んでもまともに理解できないので。

まずは、ポートフォリオ。オランダのニュースが1日1つ程度簡単に紹介されている、貴重な日本語の情報源。ベルギーのニュースが載るもある。たまにアクセスして眺める程度。
http://www.portfolio.nl/

もう1つは、DutchNewsというオンライン新聞。このサイトのいいところは、毎日夕方に5本程度トピックをメールで配信してくれること。1行の見出しだけなので、気になる記事はリンクからサイトの記事本文に飛ぶことができる。
http://www.dutchnews.nl/

毎日オランダの最新情報を把握する必要は全くないのだが、面白いトピックが記事になっていることが多い。

そのDutchNewsに、先週末「Titum arum set to bloom in Leiden」(記事はこちら)という記事が出ていた。それによると、Titan arum (Amorphophallus titanum) が先週の日曜日に開花するという。この花は、日本語では「スマトオオコンニャク」と言われ、7,8年(情報によって5~15年くらい幅がある)生育した後、1~2日だけ開花する。

咲いている場所は、ライデン大学の植物園Hortus Botanics。ここには、シーボルトが持ち帰った日本の植物を植えた日本庭園もある。開花情報は、webcamで見ることができるのだが、今週何度か見ても咲いている様子はなかった。

・・・しかし、金曜日、ついに開花tulip

Amorphophallus_titanum

webcamで見ると、花(正確には花序)はもっと開いている。高さは180cmなので、オランダ人の男性と同じくらい。花が咲いたときに強い腐臭が出るらしい。隣の花も結構大きくなっているので、近いうちに咲くのだろうか。

ウェブカムは、こちらから見ることができる。
http://www.video.leidenuniv.nl/fsw/hortus.htm

植物園のトップページからも、"Kijk op de webcam"をクリックするとメディアプレイヤーが起動する。
http://hortus.leidenuniv.nl/index.php

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2009-06-22

ユトレヒトに行ってきました。

修論はいよいよ大詰め。今週は、大学でプレゼンテーションがあったので、久しぶりにオランダに戻る。

帰ったついでに、知人の紹介で環境・社会配慮型のまちづくりのプロジェクトを見学。この話はまた書くとして、翌日は昼から指導教官と面談をして、その後にプレゼン。論文を書くのに必死であまり準備する時間がなかったので、発表は時間どおりにおさまらずいまいちだった。

その日の夕方、久しぶりにいつものところで髪を切ってもらった後、友人を訪ねてクラスメイトとユトレヒトへ。と言っても、着いたときには既に20時過ぎ。町のランドマークであるドム塔はオランダで一番高いらしい。

Utrecht_domtoren

その後は、運河沿いにあるタイレストランで食事。アムステルダムの大きな運河は近くまで寄れないのだが、ここでは運河沿いの通りから1階下がったところにカフェ・レストランが並んでいて、店の外なら運河を目の前にして食事を取ることができる。

Utrecht_thais

あいにく、肌寒かったので、料理が出てくる前に店内に移動したのだが。その後は、友人にどうしても行きたいところがあると言って、連れて行ってもらう。

そこは一見ただの歩行者信号。

Utrecht_signal1

近づいてみると、信号機の中の人がミッフィーになっている。

Utrecht_signal2 Utrecht_signal3

ここユトレヒトは、ミッフィーの作者ディック・ブルーナ氏が暮らしている町。Miffyとは英語で、オランダ語ではNijnjeナインチェと言う。喜んで写真を撮っている私を見ていた友人は、そんな私を笑いながら写真に収めていたcoldsweats01

ミッフィーの小さな広場という意味のNijntje Pleintje(ナインチェ・プレーンチェ)には、シンプルな銅像がある。

Utrecht_nijntje1 Utrecht_nijntje2

絵本のキャラクターだからなのか、2次元。。横から見ると板になっています。

あっという間にパリに戻ってきて、残すところあと2週間!

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2009-06-15

白アスパラガス

先週は、一週間ほとんど会議だった。そうしている間にも時間は確実に過ぎているので、いよいよ今週は大学でプレゼンをしないといけない。日本では卒論・修論を提出してからプレゼンだったので、最終審査というイメージがあるが、現在のプログラムは原則として論文提出前にプレゼンをする。このプレゼンは研究プロジェクトの評価の10%を占める。

来週頭には最終ドラフトを提出することになっているが、文章はまだまだ空白が多い。いよいよ追い込みになってきた気がする(結構前からそのつもりなのだが。。)。

そんな中、ちょっと食べ物の話を。

この時期はヨーロッパでは白アスパラガスが美味しいと聞いていた。オランダ・ドイツだけでなく、フランスでもそうらしい。ということで、2週続けて週末にマルシェで白アスパラガスを買ってきた。とにかく大きい。直径が3cmくらいあるので、緑のアスパラガスとは全く違う種類のように見える。実際のところは同じアスパラガスで、土をかぶせて栽培すると日が当たらないので白くなるらしい。

白アスパラガスは皮をむく必要があるのだが、ピーラーだとうまくむける。下手に包丁で厚めにむいてしまうと、食べるところがどんどん減っていく気がする。。直径1cmくらいの白アスパラガスは安いのだが、それこそ食べるところがなくなってしまうのではないか。

鍋にアスパラガスがかぶる程度の水と塩を少しを入れ、むいた皮と切り落とした根の部分と一緒に茹でる。20分くらい(多分)茹でたら完成。料理というレベルではない。

問題はソース。最初はわさび醤油で食べたのだが、これが美味しい。そして、2回目はSauce hollandaise、つまりオランダのソースという白アスパラガスにかけるソースを買ってきてかけてみた。バターと卵黄、それにレモン汁を入れて作るようなのだが、これが非常においしくない。さすが「オランダ」という名が付いているだけのことはある。

味の違いはアスパラの質もあったのかもしれない。1回目はオランダ産でキロ7ユーロくらい。2回目のアスパラは少し茶色になっていて、値段も安かった(4.5ユーロ/kgくらい)。と、2回目はいまいちだったので、写真は次回にします。

最後に大事なことを。茹で汁はスープにできます。チキンブイヨンを入れたらそれだけで十分美味しい。牛乳とか、玉ねぎとかジャガイモも一緒に入れるとよいらしい。

ようやく旬の食べ物にありつけたのだが、白アスパラガスは6月まで。

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2009-06-08

YoutubeでHOMEを見よう。

6月5日は環境の日。この日に世界50カ国以上で公開されたムービーが、「HOME」である。インターン先のオフィスでも、昼休みに上映会があったので観に行った。

HOMEは、フランス人ジャーナリストで写真家のYann Aurthus-Bertrandが中心となって進められたプロジェクトで、世界中の自然など(CGもあり)の映像を中心とした90分強の映画である。

Youtubeともタイアップをしていて、通常は最大でも10分程度しかアップロードできないYoutubeに90分の映画が分割されずにまるごと1本で配信されている。オフィスでの上映もYoutubeをスクリーンに写したものだったが、残念ながらHDでも大きなスクリーンではあまり映像がきれいではない。

http://www.youtube.com/homeproject

(埋め込みが調子悪いみたいなので、上のリンクからどうぞ。)

アルテュス・ベルトラン氏が写真家ということもあり、映像はかなり力を入れているはずなので、じっくり観るにはDVDが良いのではないかと思う。協賛している大手CD・DVDショップのfnacに行ったところ、大きな専用コーナーが設けられていて、DVDは5ユーロだった(日本ではもっと高いらしい。。)。私の前にレジに並んでいた家族もDVDとブックレットを買っていた。

このプロジェクトに参加しているフランスのNGOの人によると、学校などにもDVDを配る予定とのこと。公式ウェブサイトでは、少なくとも14ヶ国語に翻訳予定とのことで、日本語もこの中に入っていることを期待したい。

Youtubeでの配信は6月14日までとのことなので、是非一度ご覧になってください。
http://www.youtube.com/homeproject

(英語ナレーション、英語字幕で見ることができる。)
※追記:どうやら、まだ見ることができるようです。(6月27日)

内容については、地球上の生物の起源から始まって、水循環・気候変動などの地球環境問題の危機感を全面的に出したメッセージ性の強いものになっているが、アル・ゴア氏の「不都合な真実」を見たり、環境問題をある程度認識している人にとってはあまり新鮮ではないかもしれない。

いずれにせよ、こうして映像を通じて多くの人に関心を持ってもらうことはおもしろい取組だと思う。内容についての賛否もあるだろうが、それも話題になれば良いのではないだろうか。

さて、テニスの全仏オープンが閉幕した。男子シングルスはフェデラー、女子は準々決勝を観戦したクズネツォワが優勝。そして、車椅子男子シングルスで国枝慎吾選手がやってくれましたtennis 全仏三連覇!!

こうした日本人選手の活躍、母国日本でも盛り上げていってもらいたいものです。

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